ゲストブログ:「私がどのように砂糖との関係を治しているか」(Lisaさんより)

 
 

私にとって砂糖は、しばしば強い感情と結びついています。私は、自分が幸せや悲しい、寂しい、つながっていない、疲れている、お腹が空いている、喉が乾いている、心配事がある、コントロールが効かない、不当に扱われている、落ち着かない、興奮していると感じているとき、砂糖を食べてきました。私は常にキャンディ(飴、キャラメル、チョコレートなど)を1かけ食べるに値する理由を見つけて、ほとんどの場合にはノーと言う強さを持っていませんでした。砂糖は、いつでもそこにいて、今自分に起きてることから目をそらす必要があるときには、とても信頼できる友人でした。そう聞くと、少し中毒にかかってるようにも聞こえませんか?

この冬、この関係の私にとってのネガティブな影響が、痛々しいほどに明らかになりました。クリスマスの時期にたくさんの砂糖を食べた後で、私の肌は荒れ、常に疲れていて、うまく消化できなくなってしまいました。私はそれでもプレゼントされた時などには、スウィーツを食べるのをやめられませんでした。そして私の妹がこの春、砂糖のデトックスを始めると聞いて、私もそのアイデアに飛びつきました。

砂糖との関係をよく考えてみる

私が最初に砂糖との関係を真剣に考え始めたのは、モデルとして働き始めたときでした。仕事のために痩せていることを保つには、砂糖を排除する必要があると理解していました。しかし、自分でも驚くことに、私は砂糖を食べるのをやめることができませんでした。自分で甘いものを食べるのを禁じようとすればするほど、砂糖を欲する気持ちは強くなりました。それに私は、低炭水化物ダイエットも行っていました。それが、余計に砂糖を欲する気持ちを強くさせていたのです。しばらくするとスウィーツに強迫観念を抱くようになり、私は遂に少しくらいなら食べてもいいかと自分を許しました。私はコントロールを失い、食べすぎました。そこで一旦飽きるほど食べて、その後にやめようと考えました。私はしばらく後になるまで、「食べてはいけない」から「私は別の結果を得たいから、違うものを選ぶ」という考えにシフトするべきだということに気が付きませんでした。当時は、まだ新しい選択をする準備ができていなかったのです。


この冬、まずは数ヶ月間精製された砂糖を摂らないことを決めました。その私の意図はスムーズにうまくいっているので、イースターまでには精製した砂糖に永遠にさよならできる準備ができるでしょう。精製された砂糖(自然なものではないもの)は、これまで私にとっての大きな挑戦でした。私にとっては、工場などで加工された栄養やプラーナ(生命力)や繊維を持たない食品と、自然の糖には大きな違いがあります。

私の持論では、精製された砂糖は2つの理由で作られています。安価であり、私たちを夢中にしやすいようにデザインされているからです。自然の糖、ハチミツやメイプルシロップ、ヤシ糖、果物は、私にエネルギー、プラーナ、栄養をもたらしてくれます。これらの甘みもまた中毒になることもありますが、私とそれらとの関係性は精製された砂糖と同じではありませんでした。そのような甘みに対しては、穏やかな状態でいることが簡単なので、私は精製された砂糖だけをやめることに決めました。

まずはじめに、私の妹と彼女のボーイフレンド、私と私の主人で、サポートし合うためのアプリのメッセージグループを作りました。私には、これがとても助けになりました。自分だけでやっているんじゃないと知っていることで、すべてが軽く、楽しく感じられるようになり、ゲームをしているような感覚でした。私達の目的は、自分たちが心地よく感じ、自分たちには出来るということを証明することでした。すべてのクリスマスのスウィーツを食べた後の私たちのやる気は相当なものでした。


私たちは、精製された砂糖と焼き菓子(自然な糖で甘味をつけたものを時々はOK)、フルーツジュース、キャンディ(飴、キャラメル、チョコレートなど)を摂らないと決めました。砂糖が食べたいときには、グループのメンバー同士でチェックし合い、一緒に話し合いました。

私は、このグループの存在なしには成し遂げられなかったと思います。ともに笑いサポートし合うことで、寂しくなったり被害者意識を持たずにすみました。

3日目で訪れた試練

この方法を始めて3日後に、みんなで祖母の誕生日を祝う日が来ることに気が付きました。もちろん、彼女はケーキを焼きます。そこで私は、自分がやろうとしていることに対して明確でいる必要に迫られたのです。祖母がケーキを焼いてくれるのは、日常的なことではないのです。そして彼女は、大きな愛と想い、クリエイティビティを使って、ケーキを焼いてくれます。彼女は心で料理をするのです(だからこそ、彼女の料理はレシピにして残すのが難しいのですが)。そのような創作に対してノーというのは簡単ではありません。そして彼女は砂糖がとても貴重で素晴らしいものだという時代に育ってきました。なので、私の意図を説明するのも簡単なことではありません。幸運にも、彼女は私の食事方法を受け入れてくれました。ただ、彼女のギフトを受け取れない自分にほんの少しの罪悪感と悲しみを感じました。でも少しでも味わってしまうと、最初からやり直しです。こうして私は最もタフな最初の3日間を乗り切りました。サポートグループを持つことで本当に助けられましたし、私は自分の決断を守り、強さと満足感を感じました。このような幸せな決断ができたことで、その夜はよく眠れました。

このクレンズを始めて最初に気がついたのは、単にノーと言うだけでどれだけのエネルギーと頭の中のスペースを与えられるかということです。以前の私は、一切れのケーキを食べるか食べないかということを考えるのに、たくさんの時間を使っていました。でも、シンプルにノーと言うだけで、その心の声がオフになり、精製された砂糖を摂らなくなりました。これは本当に大きな開放です! でも自分の決断に疑念が湧いてきて、自分の欲求が入り込んでくると、またその声が聞こえ頭の中でスペースを取り始めます。

その欲求は、とても強くなり得ます。すごく強いときには身体的な痛みが出ることもあります。その兆候は、太陽神経叢が麻痺することで現れます。アーユルヴェーダとヨガのプラクティス(練習と実践)が、それをやりすごすのにとても助けになりました。そして自分が最善を尽くせば、それで十分であるということを思い出させてくれます。呼吸法の練習、祈り、瞑想、そのすべてが自分の心を強くし、ハイヤーセルフとのつながるのを助けてくれました。その欲求に答えないときに湧き上がる感情を処理するのにも、とても役立ちました。

自分自身がする選択をコントロールしたことからくる強さを感じることは、どんなスウィーツよりも甘いご褒美であると学びました。自分に対して正しい選択をする度に、違うものを求める声は少しづつ小さくなっていきます。私の心は強くなり、より健康になっています。

今は、古いパターンに戻らないように細心の注意を払わなければならない時期であると自覚しています。自分が弱いと感じたり、疲れていたり、体の調子が悪いときなど特定の状況で、慰安を求めるあまりに習慣的にスウィーツに手を伸ばしてしまうのです。これらを知っておくことで、健康的な軽食を準備したり、 温かく健康的で自分を満たしてくれる食事を摂ることをより簡単に行えるようになります。私が食事の中で十分に全粒の穀物六味を摂らないと、砂糖から離れているのは不可能です。私は、苦味が甘味を欲することに対する対策(解毒剤のような役割)になるとわかりました。直感に反するように聞こえるかもしれませんが、本当に効果があります!

砂糖への欲求を抑制するハーブティ

このグラウンディングティーは、私にとって大きな助けとなっています。ハチミツ入り、ハチミツなしを試してみて、自分の欲求にどう影響するのか確かめてみてください。 

フェヌグリークとフェンネル、カルダモンのハーブティ

2人分
材料(アメリカの1カップは約240ml)

フェヌグリーク・シード 小さじ1

フェンネル・シード 小さじ1

カルダモンの鞘 2粒

スター・アニス(八角) 2つ

(お好みで)ハチミツ 小さじ2

作り方

小さなやかんに3カップの水とハーブとスパイスを入れます。

  1. 沸騰させて、2〜3分沸かしたら、火からおろします。

  2. カップにお茶を濾しながら注ぎます。

  3. 最後にハチミツを小さじ1加えます。(ハチミツを火にかけて一緒に沸かさないように)

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