これはアーユルヴェーダ流の炒め物です。このレシピで特徴的なのは、炒め物といえば連想される「素早く」、「強火」で調理されていないところでしょうか。
まず、中火でじっくりと時間をかけてフライパンを加熱することをお勧めします。そうすることで、食材に含まれるプラーナを保ちながら、より均一で持続的な火力で調理ができます。
次に、野菜にじっくりと火を通すことで、同じように鮮やかな味としっかりとした食感を楽しむことができます。アーユルヴェーダでは、食材と同じように調理法も重要だと考えています。
バランスと満足感を得るために、オーグメンティングの野菜とエクストラクティブの野菜を1つずつ選びます。バランスボウルを作るときは、このレシピを参考にしてみてください。スパイス、全粒穀物、豆類を組み合わせると、甘味、塩味、酸味、辛味、苦味、渋味の6つの味をすべて取り入れることができます。
このレシピでは、ズッキーニ、ニンジン、カラードグリーンを使用しています。その他、オーグメンティングとエクストラクティブの組み合わせとして、ニンジンとアスパラガス、スイートフェンネルとチンゲンサイ、パースニップとケール、ビーツとカリフラワーなどの組み合わせがあります。
簡単なリマインダーが必要ですか? オーグメンティングとエクストラクティブの食べ物ガイドをチェックしてみてください。
オーグメンティング/エクストラクティブ
2人分
所要時間: 15分
材料:
ギー 大さじ1
生のショウガ(みじん切り) 小さじ1
コリアンダー・シード(軽く挽く) 小さじ2
フェンネル・シード(軽く挽く) 小さじ2
ドライ・カレーリーフ 2枚
ニンジン(細長く切る) 2本
ズッキーニ(細長く切る) ½本
カラードグリーンまたはチャード(リボン状に切る) 2握り分
ミネラル塩 小さじ½
水を一振り
パクチー(みじん切り) 大さじ1
ライム 一絞り
作り方
鋳鉄やステンレスのフライパンを10分ほどじっくりと予熱します。
フライパンでギーを温め、シード類、ショウガ、カレーリーフを塩と一緒に香りが出るまで炒めます。
中火で、ニンジンとズッキーニを入れ、3分ほど混ぜながら炒めます。色が少しずつ変化していることに注目しましょう。
青菜を加え、さらに2〜3分炒めます。
水を加えて、蓋をし、もう2〜3分火にかけます。
出来上がったら、生のハーブを加え、ライムを絞ります。
火を止め、そのまま蓋をして5分ほど野菜に火を通します。
アドバイス
炒め物の原理のお手本の基本レシピです。組み合わせは無限大です。
大さじ1杯のタヒニを水と一緒に混ぜてみてください。