アヒンサと癒しへのアーユルヴェーダ的アプローチ

 

ヴィーガンでもアーユルヴェーダを実践することはできますか?

はい! アーユルヴェーダはあなたの人生に寄り添います。 アーユルヴェーダでは、自分に合った癒しのアプローチを維持しながら、あなたが恩恵を経験できるように、ほとんどの状況に適用できる原則を使います。

それでも、 アーユルヴェーダの観点から、乳製品の価値を今月のアヒンサ(非暴力)の議論の一部として検討することは価値があると思います。ギー、ミルク、バターミルクはアーユルヴェーダの癒しに広く推奨されています。そしてこれらの製品を私の食事に取り入れることで私の人生は一変しました。

完全菜食主義の食事をとることには多くの理由があります。産業農業のプロセスによって動物にもたらされる危害を正当に心配している人もいますし、 乳製品は単にそれらが気分を良くさせないと感じている人もいます。私は20年近くビーガンでした。 乳製品の消化に苦労し、特に好きでもありませんでした。それに私の体がそれを必要としているとは思いませんでした。

だから私はヴィーガンでした。そして体がとても硬かったのです。定期的にアーサナを練習していたのにも関わらず、硬かったのです。ヨガの練習が、パタビジョイスのもとでヨガを勉強するため、インドへと私を導きました。 これは身体的に激しい経験でした。私は何人かの仲間に私の体の硬さについて不平を漏らしていました。すると、彼らは私が食事にギーを取り入れることを提案しました。ヨガを学んでいた場所では、簡単な菜食料理が提供され、食べ物に追加するための暖かいギーの入った小鍋が添えられていました。ギーの小鍋が私のところに回ってきた時、試してみたのです。そして1週間以内に私は顕著な違いを感じました。それから、私はギーがどのようにアーユルヴェーダの食事療法の基本的な部分になっているかについて学びました。

ギーは体組織に栄養を与え、関節に潤いを与え、消化の火を灯します。これが私のアーユルヴェーダへの興味が高まった時です。

時とともに、私は心と体の両方に素晴らしい変化を経験しました。ヴァータが緩和され、私の心が柔らかくなり、話し方まで優しくなりました。体がより柔軟になったので体の痛みを感じることが減りました。消化力は著しく向上しました。

アーユルヴェーダの癒しでギーがそれほど大きな役割を果たすのはなぜでしょう?

人が人生の流れに挑戦するとき、外部からのストレスは消化障害を引き起こすことがあります。そしてアーユルヴェーダは危うくなった消化機能が、すべての不快感、つまりは病気の根源と見なします。私がクライアントの消化を直すサポートをするとき、復活の過程を支えるそのユニークな能力のため、私はギーを推薦します。

理由:

  • 適切な量​​のギーは、アグニ(消化の火)を保ちます。より一貫して燃えることが、消化の過程を滑らかにします。

  • ギーは唯一のオーグメンティング(滋養を与える)のオイルです。それはそれが生殖器官を含む体のすべての組織に深く栄養を与えることを意味します。体は実際に他のどのオイルよりも容易にギーを吸収します。ですから、ギーがヴァータ・ドーシャを静めるために非常に効果的なのです。

  • ギーは温める性質も冷やす性質も持ち合わせていないので、どのドーシャを引き上げることもありません。

  • ギーは顔色、目、知性、記憶を高めるのに最適です。

牛乳はどうでしょう?


私は温かい生の牛乳をスパイス、ギー、デーツと一緒に、寝る前に毎晩飲みます。 どうして?

答えは一つ、ojasオージャス。 

牛乳は人体の微細なエネルギーであるオージャスと非常によく似た性質を持っています。十分なオージャスは、輝き、活力、そして強さを与えます。オージャスが不足すると、肉体的弱さ、精神的苦痛と枯渇をもたらします。

 私の毎晩のミルクレシピと、アーユルヴェーダでの牛乳の役割についてのより深い議論はこちらをクリックしてください。そして、私の最近の新しいお気に入りのオージャスを高める方法、アーユルヴェーダ的、デーツ・カップのレシピはこちらから。

そしてバターミルク?

バターミルク(タクラ)は、消化に素晴らしいサポートをしてくれる自然のプロバイオティクスです。私はお店で販売されている量産のバターミルクのことを言っているのではありません。バターミルクは新鮮なバターから作られるか、または培養されたものです。バターミルクは、優しくあなたの腸管を癒す善い細菌の源です。バランスの取れた腸内細菌叢とは強い免疫を意味します。これが鍵なのです。

HalePuleでは、1週間に少なくとも3回、バターミルクを水同量で割り、少しのギー、スパイスを入れて飲むのを楽しんでいます。 野菜と混ぜることもあります。私たちのバターミルクは、意識の高い地元の農家から有り難く受け取る生乳から作られています。

でも、アヒンサを実践しながら乳製品を消費することができますか?

これは良い質問で、問題であり、クライアントをカウンセリングする際によく聞かれる質問です。

アヒンサとは、非暴力を意味します。これは、優しさ、配慮、敬意をもって行動することを選ぶのと同じことです。これを、生き物に害を及ぼす可能性のある行動をとることは決してできないという意味で捉える人もいます。しかし時には行動が必要であり、時には短期間の害が長期的には甘さをもたらすのです。

私たちはドゥルガ・ファームでこの状況に遭遇します。時には、私たちは癒しの食べ物を作るための植物が生い茂ることができるように雑草を抜く必要があります。またある時には、さもなければ在来種の植物や動物を苦しめる侵入種を、足を踏み入れて除去する必要があります。これは間違っているでしょうか?自然を見てください。自然は常にバランスを求めています。自然の中の何かが脇道にそれると、結局自然がある種の是正措置を取るのを見かけるでしょう。アーユルヴェーダ農家として、流れと自然の法則を観察し、できる限り自分自身の方法で、あなたがこれらのプロセスを実行します。あなたは人生のサイクル、つまり創造と破壊のプロセスの参加者なのです。

アヒンサの原則を考えるとき、それは常に行動を起こす動機について自分自身に正直であることになります。無知、無関心または恐怖に根ざした行動は、好ましくない結果をもたらします。より大きな全体を考慮して、愛ある場所から起こす行動は、非常に異なる効果をもたらすでしょう。ここにkarmaカルマ、つまり原因と結果の概念があります。

この問いかけに、私は『バガヴァッド・ギーター』を熟考することが有用であると思います。『バガヴァッド・ギーター』はヨガ哲学の基本的な経典です。そしてそれは私たちに自分の行動の実際の動機を見るように問いかけます 。ある行動をとるとき、私たちは正しいことをして他の人のことを考えていると自分自身に言うことがありますが、実際には他人に自分のことをよく思わせたいと考えているのです。

だから私たちは自分自身に正直になるために自分自身をよく知るようになりたいだけでなく、このswadhyayaスワディヤーヤ、つまりは自己探求のプロセスも、意識的に私たちの行動に深く前向きな動機を培う機会を与えてくれます。これが、私たちが真実を経験し始め、私たちの考えや行動に明快さを見いだす時なのです。

それでは、乳製品を消費することに関連させて、アヒンサを見てみましょう。まず、動機を考えます。アーユルヴェーダでは、アイスクリームやチョコレートミルクを無償で消費するために牛に害を与えると言う訳ではありません。アーユルヴェーダの観点では、私たちは自分自身と周りの世界の中でバランスを見つけることによって体、心と精神を癒そうとしているのです。私たちは、乳を生産する動物に害を与えずにこれを行いたいので、良い供給源を見つけるように注意を払うことは絶対に重要です。

​​供給源が肝心

インドでは伝統的に、牛は人類への奉仕のために尊敬されていました。牛は地球上の他のどの生き物よりも草からの日光をよりよく取り入れます。これは牛が豊富なプラーナを保持し、そのプラーナは牛の乳と糞に移行することを意味します。 牛が摂取する毒素は、牛の肉に残ります。ですから牛は、人間を癒す純粋な乳を生産するという訳です。

これが一般的に深く寛大な奉仕行為であると考えられていました、そして何千年もの間、牛は常に最大限の敬意を持って扱われるべき動物でした。そして牛の製品は敬意を持って消費されていました。

世界の大部分、特に西欧諸国は、牛や他の乳を生産する動物とのそのような関係を維持していません。大量生産を目的とし、利益のみに関心を持つ現代の工業技術は、動物にとって非常に残酷です。満足の目的のためにそのような供給源からの乳製品を消費することは、himsaヒンサ、つまり暴力です。

しかし他の選択肢もあります。真に動物の世話をし、栄養のある製品を提供しながら、動物に良い生活を提供するホリスティック農家があります。より多くの人々が大量生産からそのような供給源へと転向するほど、私たちは有害な産業慣行の変化を目にする可能性が高くなります。

動物達に彼らが値する尊敬を与える地元の農家を探してください。動物達が開放的な場所で自由に動き、草を食べられることが非常に重要です。農家が生乳を安定的に供給することを正式に合意してくれるかどうかを尋ねます(これは「cow shareカウ・シェア」と呼ばれることもあります)。これを行うための最善の方法は周りに尋ねることです。あなたの地元のファーマーズ・マーケットに行き、農家を知りましょう。彼らはあなたを正しい方向に向けてくれるでしょう。

あなたが都市部に住んでいて、ファーマーズ・マーケットに定期的に行くことができない場合は、オーガニックの選択肢を調べてください。酪農場とその慣行を調べましょう。化学薬品や薬が使われていたり、高度に加工されてる、ホモジナイズ(均質化された)された牛乳は間違いなく避けるべきです。というのも、このプロセスは、牛乳の生化学を変え、消化器系に大きな負担を与えます。

動物は平和な生活を送るに値するので、すべての側面において、よく扱われなければなりません。そして、動物が適切に扱われれば、消化しやすい牛乳が生まれます。何も驚くことではありませんが、放牧された動物は軽い乳を生産するのに対し、運動しない動物は、重い乳を生産します。

感謝の気持ちを示す

​アーユルヴェーダは、食事の前に食べ物に感謝することを勧めます。携わった人々の手、生き物、食べ物をあなたの元まで運んでくるために必要な行動に感謝します。あなたの生活の中で動物への敬意を示しましょう。 あなたがペットとして動物を飼っている場合、これを行うための良い方法は、あなたが食べる前にペットに餌を与えてあげることです。 毎晩、私は自分が楽しむ前に、私の犬に少し暖かい牛乳をあげています。

この記事での私の目的は、ヴィーガンを辞めるように説得することではありません。あなたにとってそれが重要であると感じるならば、続けてください。むしろ私はあなたが常に自分の行動のための動機を考慮して、そして人生において新しい考えと可能性に開かれたままでいることを奨励します。あなたが何を摂取するにしても、感謝と尊敬をもってください。これらは、アヒンサ、そして動物や植物を含む私たちの周りの世界との平和的関係を維持する上で重要な要素です。

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