桃、マンゴー、ベリー類などの夏の果物の旬が去ったあと、秋から大活躍するのが、りんごです。
りんごはHale Puleがあるカウアイ島(注:2019年まで、Hale Puleはハワイ、カウアイ島を拠点にしていました。)では比較的レアな果物ですが、この可愛らしい果物の甘みを楽しむのが秋の楽しみです。マウイ島の農家仲間がりんごを栽培し始めたので、今後はいただく機会が増えそうです。毎朝のトロピカルフルーツの朝食に、りんごというバラエティが加わるのはとても喜ばしいことです。このアップルシチューのレシピを通じて、りんご農家に感謝し、季節の変わり目を讃えたいと思います。
秋頃から乾燥している、軽い、冷たい質を持つ ヴァータドーシャが高まりやすくなります。りんごのしっかりした歯ごたえと渋みは、ヴァータを悪化させる可能性があるので、りんごを調理する秋 レシピが多いのも納得できます。調理することで、暖かくなり、甘みが増すため、ヴァータを鎮めることができるパーフェクトな朝食 やおかしになります。
このシンプルなアーユルヴェーダレシピにはたくさんのバリエーションがあります。梨で代用しても美味しくできるでしょう。このレシピではミントを使っていますが、寒くなってきたらミントを外し、代わりに体を温めてくれるシナモンを増量すると良いでしょう。生のデーツ(種は除く)をプラスするとオージャスアップが期待できます。同じレシピで、最後にブレンダーにかければアップルソースにも早がわりします。
あなたなりのアレンジを加えて楽しむことをお勧めします。一番のお気に入りを是非コメント欄で教えてくださいね。
ヴァータを鎮めるアップルシチュー
オーグメンんティング
2人分
準備時間: 15 分
材料
中サイズのりんご 4つ
ギー 大さじ 2
スイートシナモン 小さじ¼
カルダモンパウダー 小さじ½
ミント(乾燥もしくは生ミントを刻んで) 小さじ¼ t
生のショウガ(すりおろす) 小さじ½
作り方
りんごを食べやすい大きさに切ります。(オーガニックのりんごの場合は皮をむく必要はありません。)
フライパンにギーを温め、ショウガを入れ、いい香りがしてきたらシナモンパウダー、カルダモンパウダー、ミントを足し、1〜2分炒めてさらに香りを立たせます。
りんごを入れ、混ぜてスパイスを全体に絡めます。
水をりんごの半分の高さまで入れ、りんごが少し柔らかくなるまで優しく調理します。