ゲストブログ:デヴォン・レイ・バタリヤ
私が初めてマハグナについて知ったのは、10年近く前のヨガインストラクター養成講座でした。すぐに興味を持ちましたが、その時点ではまだ探究する準備ができていなかったので、一旦脇に置いておいておきました。そして、Hale Puleのアーユルヴェーダ・ヘルスアドバイザー養成トレーニングで、またマハグナに出くわしました。この時、私はマハグナの知恵を完全に受け入れ、その導きに従う準備ができていました。そして遂に、私が自分自身に戻るためのサポートとなるようなマハグナを体感する準備も。
Sattva サットヴァ、Rajas ラジャス、Tamas タマスの3つのマハグナは、日の出と日没のように、互いに切っても切れない関係にあります。それらはすべて、互いに影響し合い、調整し合い、修正し合い、導き合い、引っ張り合い、押し付け合い、指示し合いながら、それぞれの内部と、互いの周囲で絶えず渦巻いています。
スピリチュアルな道を歩み、人生を大きく変え、五感に気を配り、アーユルヴェーダのahar アハーラ(食生活)とvihar ヴィハーラ(ライフスタイル)を完全に整えたにもかかわらず、内なる何かが間違っていたのです。
常々、心の中で行き詰まりを感じていました。
私は、自分の本当の姿、つまり穏やかで慈悲深く、愛に満ちた母なる女神に仕える身であるにもかかわらず、実際にそのような自分に完全になることができないと感じていました。
マハグナのおかげで、幼少期のトラウマ的な体験と、それに起因する「傷ついた」アイデンティティとが強く結びついていることが分かりました。これが「行き詰まり」の原因であり、私を完全に自分らしくすることを妨げている行動、信念、行為だったのです。
私は、この「身動きのとれない」状態を、「タマス」であると理解するようになりました。「傷ついた」アイデンティティが私の人生に与え続ける害と苦しみを許していたのにもかかわらず、私は別の方法で動き、行動することができないでいたのです。
私は、「完璧」を目指して、痛みや欠点、不安を覆い隠すことに執拗に取り組み、自分を守り、抵抗し、回避し、過保護に扱いました。私の体、心、魂にバランス、全体性、喜びをもたらしサポートする方法ではありませんでした。これがラジャス(行動、実行)だったのです。
サットヴァ(深い、真実、平和のバランス、全体性、喜び)が、私には理解できませんでした。垣間見ることはありましたが、タマスとラジャスは、非常に傷ついたエゴ/ahamkara アハンカーラによって、別の意図を持っているため、それを維持することは安全だとは思えなかったのです。
タマスが頑固なのは、以前は自分でも褒めていたのですが、必ずしも役に立つ特性ではないことに気づかされました。タマスが私に指示を出しているとき、ラジャスは全体性をもたらすような行動になかなか向かえないのです。
タマスの影響は強く、古いアイデンティティやその信念、行動、振る舞いへの執着と同じように、強いものです! 私は、全体性への道は、タマスを鎮めるのではなく、ラジャスを使ってサットヴァを追求することだと気づきました。しかし、それは口で言うほど簡単なことではありません。昔のやり方は、巧妙で陰湿で、うまくいっているように見えることがあります。結局のところ、それらはある時点では目的を果たしていたのです。
私は、サットヴァを「最後」までつきつめず、ただ手を抜いたり、なびかせたりするだけでは、解決にならないと思うようになりました。
無理し、躍起になり、強制するという状態に常に自分を置くというラジャス的な行動を要求する不安なインナーチャイルドにタマス的に執着している状態を保ちながら、サットヴァの甘い水に片足を浸す。。。これは、むしろ 偽善?不釣り合い?不完全?上述のすべて?でしょうか?
アーユルヴェーダとヨガの原則と相まって、私は最終的にサットヴァを私の指針とするようになりました。サットヴァと母なる女神が、私を満足、受容、そして流れへと絶えず導くために必要な慰めとなってくれるのです。
サットヴァの喜びと、完全で自由な自分を体現することは、どんな役に立たない執着よりも甘美なものです。
今では、もう私は感覚を使いすぎたり、気分が良くない方法で自分を追い込んだりしないよう実践しています。よりサットヴァをもたらし、タマス的な傾向や執着を断ち切るような行動を選択するために、ラジャスにサポートしてもらうことにしているのです。
生活の中ですることを全体的に減らし、1度に1つずつに集中しています。量よりも深みを目指しています。思考や内的対話をより意識し、それが役に立たない、あるいは有害なものになったときは、対処します。
私は罪悪感なしに、1日を通して休憩をとり、動作を止めるようにしています。 私は、「成功」するためには、苦しまなければならない、「もっと頑張らなければならない」という古い信念や話を吹き飛ばしています。私はインナーチャイルドとコミュニケーションをとりながら、彼女が最も必要とするものを正確に与えています。
サットヴァが導いてくれる中、私が経験したポジティブな変化 ーよりクリアな心、より自然に湧き上がる喜び、より大きな存在感と平静さ、食べ物やメディアを消費することで自分の外に満足感や「解決」を求めなくなったこと、自分自身や他者をより受け入れることー は、間違いなくこれからも続いていくでしょう。
私の体はより健康でバランスが取れていると感じています。感情はより楽に、激しさが少なくなり、心は落ち着き、より集中し、静かになり、魂とのつながりはますます深くなっていくのです。
自分の内面が、私がすでに創造した美しい人生と一致するようになり、私は内面にくつろぎを感じています。私の周りや内側にすでにあった美しさ、喜び、愛を自分で受け取ることで、私は統合され、本物で、完全だと感じられます。
サットヴァをガイドとし、ヨガとアーユルヴェーダを人生の基盤とし、私はただただ旅を楽しみ、この人生の神聖な瞬間に感謝し、謙虚になるのです。