暑い日が続くと、私たちの体は自然に、より軽くてジューシーな食べ物を欲するようになります。しかし、生野菜は、シャキシャキと新鮮ではあるものの、消化にはあまりよくありません。消化するだけでなく、調理することも体に要求されるのです。食材にある プラーナ を目覚めさせ、それを利用できるようにするというこの重要な側面は、腸ではなくキッチンで行われるべきです。そうすることで、アグニに負担をかけない、すべてのドーシャに適した食事となります。
夏から初秋にかけては、ズッキーニが豊富に出回ります。水分の多いズッキーニを生で食べるのではなく、香り高いハーブで軽く調理したこの料理を試してみてください。ライムの皮、ミント、大根が、暖かくなる季節に、活力と栄養、そして爽快感を与えてくれるでしょう。
2人前
所要時間:10分
オーグメンティング/エクストラクティブ
材料(アメリカの1カップは約240ml)
ギーまたはココナッツオイル 大さじ½
ライムの皮(すりおろす) 小さじ⅓
フェンネルシード 小さじ½
コリアンダーパウダー 小さじ1
辛味の少ない大根 7〜8cm(皮を剥き、らせん状、またはマッチ棒状に切る)
ミネラル塩 小さじ½
ズッキーニ(らせん状、またはマッチ棒状に切ってヌードル(麺)に見立てる) ½本
水 大さじ2
コリアンダーのみじん切り ¼カップ
ライムの絞り汁
ミントの葉
作り方
中火で、フライパンにギーを入れ、溶かす。
ライムの皮のすりおろし、塩、フェンネルシード、コリアンダーパウダーを加える。
大根を入れ、1分ほど炒める。
ズッキーニ(ヌードル)を加え、トングで軽くかき混ぜながら、ギーとスパイスをからめる。
そのまま1分ほど炒める。
水を加え、鍋に蓋をする。3〜5分煮込む。
火を止め、コリアンダーとライム汁を加えて混ぜる。暖かい季節には、冷やす効果のために生のミントの葉をトッピングすると良いでしょう。
アドバイス:
すりおろしたクルミやアーモンドを手順の最初に加えるのも良いでしょう。