アビヤンガであなたの最高の自己を解放する

 

abhyanga アビヤンガとはオイルの自己塗布で、癒しのプロセスであり、 あなたをグラウンディングさせ、 vata ヴァータ・ドーシャのバランスをとります。アビヤンガの実践は、あなたの神経系を深く落ち着かせ、毒素を取り除くのを助けるために、あなたの筋肉と皮膚にオイルの治癒力、触れることによる治癒力をもたらしてくれます。

あなたの最大の器官である皮膚に直接入るので、有機、生、未精製のオイルのみを使用してください。ゴマ油は、一年のうちで寒い時期や余分なヴァータを落ち着かせるのに最適です。ココナッツオイルは、一年のうちで暖かい時期やpitta ピッタドーシャを冷ますのに最適です。カパには、ヒマワリ油などの軽いオイルを試してください。ハーブ入りオイルを使用して、ハーブの力をアビヤンガの実践に取り入れることもできます。 

アビヤンガを実践するのに十分な時間を割いて、動きをゆっくりと一定に保ち、15〜20分間は肌にオイルを残しておくようにしてください。しかし、オイルを肌につけたまま5〜10分しかリラックスできない場合でも、まったくしないよりも大きなメリットがあります。 

体をオイルで覆う際には、vayu ヴァーユ(体内の5つの重要なエネルギーの流れ、ヴァータ・ドーシャのサブドーシャ)に働きかける特定のパターンに従います。 ​

アビヤンガの実践手順

  1. オイルがついても大丈夫な「オイル専用タオル」を1つ用意してください。そのタオルにはオイルがたっぷり付きます! それを床の上に敷き、その上に座ります。

  2. ステンレス製、銅製、鋳鉄製、ガラス製のいずれかの容器にオイルを入れて温めます。ろうそくの炎でオイルを温められるバターウォーマーやティーウォーマーを使っても良いでしょう。

  3. 自分の両手のひらを使って、最初に骨盤の前面(下腹部と恥骨を含む)に、ゆっくりと手を上下に動かしながらオイルを塗布します。手をぐるりと回して骨盤の横、そして仙骨、お尻までオイルを行き渡らせます。アビヤンガでは、すべての関節は円を描くようにグルグルと手を動かします。ここでは、股関節です。左股関節から始めてください。

  4. 次に、長いストロークで、左脚の筋肉を上から足先まで撫で下ろし、途中の関節周りはグルグルと円を描いてください。右側の脚と足も同じように繰り返します。

  5. 次に、ヘソまで手を動かし、ヘソから時計回りに右、上、左、そして下にグルグルと渦巻状に手を動かしながらオイルを塗布します。お腹の左下で手を止めます。そして、胸の左脇(乳房も含む)、体側を縦に手を動かしながらオイルを塗りこみます。右側も同じ手順で行います。

  6. 自分の手の届く範囲で、背中にもオイルを塗布します。できる限り背骨に触れながら、手を上下に動かして、ウェストから背中上部までオイルを塗りこみます。背中の上部は、誰かにやってもらうのも良いでしょう。できる範囲内で良いので、全身にオイルを塗ってください。 

  7. 左肩に手を乗せ、腕から手に向けて撫で下ろします。筋肉は長いストロークで撫で下ろし、関節でグルグルと円を描きます。右側も同じようにします。

  8. 最後に、首、顔、頭部にオイルを塗布します。滑らかな一定のストロークで行ってください。頭皮にも十分な量のオイルを塗布してください。髪に強さと活力を与え、髪の質を高めます。

  9. 終わったら、「オイル専用タオル」かアビヤンガ用に用意した服で体を包み、そのまま15〜20分間、安静にします。その後、石鹸は使用しないで、温かいシャワーを浴びるか入浴します。安静にしている間は、部屋が暖かければ裸でも大丈夫です。

アビヤンガの毎日の実践はあなたの人生に平和と落ち着きの感覚をもたらします。週に数回しか練習できない場合でも、気分の違いに気付くはずです。 

 
Back to blog