コンロで作る甘くてシンプル、香りが良く暖める効果のあるスパイスを使ったパンのレシピです!
最近、友人とニュージランド北島へ楽しい旅をしました。私が旅行をする際は、なるべく自分で料理ができる場所に泊まれるよう全力を尽くしています。できるだけ、ギー、一握りの何種類かのスパイス、新鮮なデーツ(私の大好物!)を持って行くようにしています。そうすれば、新しい環境に移動しながらも、自分が最高の気分でいられるのです。
キッチンにどんな設備があるかは分かりません。時には、使い慣れた料理道具のすべてがないこともあるでしょう。でも、こんな状況を逆手にとってクリエイティブになるのです。「必要は発明の母」なんて言うでしょう?
島の湾岸エリアに到着した時には、友達と私はパンを作りたくてたまりませんでした。というのは、これが旅行の後の自分のエネルギーをグラウンディングさせるのにもってこいなのです。普段私はオーブンでパンを焼きますが、ここではコンロが有るだけでした。母がコンロでソーダブレッド(膨張剤にイーストの代わりに重曹を使って作るパン)で作っていたのを思い出し、私のいつものアーユルヴェーダ風パンのレシピを試してみることにしました。それが、とても上手く仕上がったのです!
コンロで焼くアーユルヴェーダ風パン
オーグメンティング
準備時間: 20 分
材料(4人分)(アメリカの1カップは約240ml)
全粒粉(挽きたてがベスト) 1.5カップ (約360ml)
ギー 大さじ2
天然塩 小さじ½
シナモン・パウダー 小さじ½
カルダモン・パウダー 小さじ½
バニラビーンズ(あれば、刻む) 小さじ¼
メープルシロップ、またはジャガリー(あれば) ¼カップ(約60ml)
クローブ・パウダー ひとつまみ
ピーカンナッツかアーモンド(刻む) ½ カップ(約120ml)
デーツ 4〜5個
水 ¾ カップ(約180ml)
作り方
乾燥した材料をすべて手で混ぜ合わせる
そこにギーとナッツを加える
ゆっくりと水を加えて混ぜ合わせ、固くしっとりとした生地のボールを作る
ステンレス製か鉄製の鍋かフライパンの内側にギーを塗る(鍋かフライパンの蓋が必要です)
生地を鍋/フライパンに押し付け、蓋をして弱い中火にかける
固くなって爪楊枝等で刺してみて生地がくっついてこないようになったら出来上がり。焼き時間はオーブンで焼く時より短時間でしょう。パンの底と横が少しクラスト状になります。
上からハチミツをかけたり、少しのギーをかけたりしてお楽しみください。