オクラのオーブン焼きターメリック風味

 

アパリグラハは、私たちの食生活を含む生活のあらゆる分野で実践することができます。

あなたの消化器系に2〜3のゴミ箱があると想像してみてください。そこには、かつて興味をそそったけれど、今やただ場所をとっているだけの使いかけの物事が沢山。私達は自分の外的・内的環境の中で物事にしがみつきます、そしてこの不要なお荷物は私たちを抑え、行き詰らせます。

では、どうしたらいいのでしょう?

ヤマの一つであるアパリグラハを実践しましょう。 手放すという意識的なヨガの練習です。

​アパリグラハは、私たちの食生活を含む、生活のあらゆる分野で実践することができます。私達は、 エクストラクティブな(抽出する性質のある)食べ物を適量、定期的に摂取することによって、 消化管に溜まったama アーマ(未消化の食べ物)を手放すことができるのです。

エクストラクティブな食べ物は、未消化の食べ物の排出を促進します。なぜならその苦味、辛味および渋味が消化過程を通して代謝毒素を引き出すからです。エクストラクティブな食べ物の例としては、豆類 、葉物野菜、アブラナ科の野菜などがあります。肉、魚、加工食品もこのカテゴリーに入りますが、これらは消化器系に重い負担をかけ、体内の洗浄の目的には理想的ではありません(これらの食品を過剰に消費する場合や、あなたのアグニが弱い場合には、アーマを生み出すことにもなりかねます)。

エクストラクティブな食べ物は、体内の洗浄や軽さを促進するのに必要です。ただし、バランスが重要であることを忘れないでください。あまりにも多くのエクストラクティブな食べ物の摂取はヴァータ・ドーシャを悪化させ、アグニを弱め、消化不良、便秘やアーマの蓄積に貢献します(そもそも、私たちが排除しようとしていた毒素です!)。さらに、過剰なエクストラクティブな食べ物の摂取は、私達に重く、甘い味を渇望させ、そして頻繁に食間の甘い、重いおやつへの願望へと導きます(これはアグニを弱め、ドーシャを悪化させます)。

ですから、最適な消化とドーシャのバランスのために、あなたのアーユルヴェーダの一度の食事を、40%はエクストラクティブな食べ物、60%は全粒穀物やニンジン、ズッキーニ、さつまいものような甘みの強い野菜を含むオーグメンティングな食べ物にすると良いでしょう。

​​こちらは、美味しいエクストラクティブな野菜、オクラのレシピです。オクラには苦味があり、部分的に粘り気があり、部分的に噛み応えがあります。オーブンで焼くと、それは本当に美味しいのです。

オクラのオーブン焼きターメリック風味

2人分

所用時間 45分

エクストラクティブ

材料(アメリカの1カップは約240ml)

オクラ                                     6個

ギー、またはヒマワリ油         大さじ1

ミネラル塩                               小さじ¼

マスタード・シード                 適量

生のターメリック(なければパウダーで)        みじん切り 適量

ライム                              絞り汁少々

生のパクチー                       ¼カップ

作り方

小さな鍋でギー(または油)を熱し、 塩、ターメリック、マスタード・シードを入れ、マスタード・シードが弾けて香りが引き立つまで火にかける。

  1. 縦半分にオクラをスライスし、ベーキング皿に置く。

  2. オクラの上に、ギー(または油)で熱したスパイスを注ぐ。

  3. スパイスを熱した鍋に少量の水を入れ、これをベーキング皿の底を覆う程度に注ぐ。

  4. 190℃に予熱したオーブンに約35分間入れる。焼き時間はオーブンとオクラの大きさによって異なります。食べごろは、オクラにナイフがスーッと入れられるようになったぐらいです。

  5. オーブンから取り出し、ライムを搾りかけ、パクチーを添えます。2、3分そのまま置いて、グラウンディングさせてくれるオーグメンティングの野菜とあなたのお気に入りの穀物や豆類と一緒にいただきましょう!

 
Back to blog