果物について知っておきたいこと|調理と食べ合わせについて

私たちのプログラムやトレーニングに参加すると、私が”原因と結果”について話すのを耳にするでしょう。これは、アーユルヴェーダとヨガの教えの中で基礎となるもので、つながりに気づくための容易で明らかな体感的な方法です。 そして、自分と周りの世界との関係や、自分の内なる世界のユニークな性質を理解するための鍵となるものです。

何を食べるか、どのように食べるかで、この原因と結果の法則を最も顕著に経験するかもしれません。 例えば、果物を食べた後、オナラが出たりお腹が張ったりすることはありませんか?果物は単独で食べていますか、それとも他の食べ物と一緒に食べていますか?

果物を食べる時には、果物だけ単独で食べてみてください。果物を他の種類の食べ物と組み合わせると、消化の質に影響します。果物は非常に早く消化されるのに対し、他の食べ物の消化には時間がかかるため、これらを一緒に食べるとあまりうまくいきません。消化の過程で、果物が滞留してしまいます。


その結果、お腹の中で食べ物が発酵したり、ガスが発生したり、また agni アグニ(消化の火)の乱れが生じます。これは特に子供によく起こります。ただし、デーツ(生/乾燥)だけは例外で、料理や食事にうまく組み合わせることができます。

私たちは熱帯地方に住んでいます。ですから、朝食にはほぼ毎日トロピカルフルーツを食べています。リンゴやナシはありませんが、トロピカル・アップルというものがあり、たまに朝食に取り入れますが、その際は必ず調理します。

リンゴやナシはもちろん、マンゴーやバナナなどのトロピカルフルーツも、消化を良くするためには調理したり温めたりするのが一番です。外が寒い時や真冬にトロピカルフルーツを食べるのは、体やアグニを混乱させてしまいますので、お勧めしません。


地元で採れた果物を旬の時期に食べることが、自然界のリズムと体の自然な消化プロセスに沿っています。

例えば、私が住んでいたアメリカでは、果物には旬がありました。6月にはイチゴ。7月と8月にはブルーベリー、ラズベリー、チェリー、プラム、ピーチ。メロン類は夏の終わりから8月、9月に出回ります。リンゴやナシは、9月頃から寒い時期まで楽しむことができます。ぜひ、旬の果物や地元産の果物を探してみてください。ファーマーズマーケットは、そのための絶好の場所です。


トロピカルフルーツも、ほんの少し温めるのが良いということを実感しています。オーブンに最低温度で2〜3分間入れるだけでも、消化がよくなるだけでなく、とても美味しくなります。


コンロにかけてもいいですが、私はオーブンを使うのが好きです。この方法だと、大きなトレイを1つ用意し、一度に数種類の果物を並べることができます。ただ、アグニを混乱させないように、一度に3種類以上の果物を食べないようにするのが良いでしょう。例えば今日は、マンゴー、バナナ、ライチのトレイを用意し、Hale Puleのスタッフといただきました。

Hale Puleの果物のレシピも是非お試しください。きっと実感していただけるはずです。

Back to blog