秋は楽しい季節です。豊かで温かな色、清々しい空気に包まれ、外出するのが本当に楽しくなり、自然の成長を体験することができます。「仕事に取り掛からなくてはならない」という強制を感じるときこそ、私たちが生活の中で起こしたい変化を作り出すための努力をする時なのです。
秋はヴァータの季節でもあります。風が支配し、風が動きや変化のエネルギーを運んできます。しかしながら、私たちはこのエネルギーに夢中になりすぎてしまうことがあります。ゴールに向かうための努力として、たくさんの時間を画面の前で過ごしたり、マルチタスクをするために注意を撒き散らしたりしてしまうことがあるでしょう。過剰な精神の活動は、自然の中に見られる変化の推進力と対になるもので、ヴァータドーシャの増悪や調和の乱れを引き起こす傾向にあります。私たちが心配していたり、眠れなかったり、忘れっぽかったりしているときには、ヴァータドーシャをケアすることが必要です。
ヴァータドーシャを調和のとれた状態に戻すためには、ヴァータの軽くて乾いた質と反対の質を持つ、調理した温かい食事で、均衡を取るのが素晴らしい方法となります。
暖かなセータに身を包み、地元のファーマーズマーケットや直売所などで、滋養のある、グラウディングした生産物を見つけることをお勧めします。新鮮なカボチャとニンジンを選んでください。これらは両方とも、甘味、ラサ rasa の質を持っています。甘味のある野菜は、オーグメンティングで、滋養をもたらして体の組織を作り、この変化の季節に安定とグラウンディングの気持ちをもたらしてくれます。
満足と穏やかなマインドのために、美味しいカボチャとニンジンのスープをどうぞ。
4人分
準備時間: 30分
オーグメンティング
材料(アメリカの1カップは約240ml)
カボチャ(刻む) 1カップ
ニンジン(刻む) 1カップ
ギー 小さじ3
ミネラル塩 小さじ½
シナモンパウダー 小さじ¼ 〜 ½(ピッタが高い場合には少なめに)
カルダモンパウダー 小さじ½
コリアンダーシード(自分で挽くか粉)小さじ½
お湯 4〜5カップ
生のミント(刻む) ¼カップ
作り方
鍋にギーを入れて中火で温めます。塩とシナモン、カルダモン、コリアンダーシードを加えます。
香りが立つまで温めます。
カボチャとニンジンを入れてかき混ぜ、均等に絡ませます。水を加えて沸騰したら、中火で野菜が柔らかくなるまで(トロトロになるまでは煮ない)10分ほど煮ます。
ナイフを入れたときに少し抵抗感を感じるくらいの硬さを目指しましょう。
鍋を火から下ろしてしばらく冷まし、なめらかになるまでブレンダーにかけます。刻んだミントを載せて盛りつけます。