By Myra Lewin
プルシャ、純粋意識が内側に存在していると言われてもはじめはピンとこないかもしれません。さらに、理解するだけでなく、自分という存在のあらゆる側面にプルシャが埋め込まれていると実感するまでには、しばらく時間がかかるでしょう。
もしあなたにとって、内なる神聖な存在を認識するのが難しい場合は、創造的エネルギーと捉えてみると、すっと入ってくるかもしれません。大好きなプロジェクトに没頭していたときのことを思い出してみましょう。あなたが感じた「流れ」が、結果に執着することなく、ただ純粋にその「時」に入り込み、その「瞬間」を楽しむことを許していたのです。活力や至福という、あなたがプルシャと繋がっている証拠にあなたを導いていくのもまたそのエネルギーです。
「流れ」の見つけ方
誰でも行き詰まったり、創造性が眠ってしまったりすることがあるものです。そんなとき、「つながる」ことが難しくなるかもしれません。頑張りすぎてしまったときによくこの状態に陥ります。私たちが頼りがちな低い次元の知性は、データ集めなどには適していますが、プルシャの流れにはあなたを導いてくれません。あなたがその流れにしがみついたり、その流れの中にいようと躍起になることをやめたとき、逆にリラックスしてその中に身を置くことができるはずです。次にあなたが「あ、行き詰まった」と感じたときに、今までとは違う視点から状況を捉えるためにアイディアをいくつか紹介します。:
自然の中に身を置く– 遠くに行かなくても自宅の裏庭でも構いません。静かに座って、人生を観察してみましょう。視覚、聴覚、嗅覚、触覚をなるべく意識してたくさん使ってみましょう。
シャランバ・サルバンガアサナのような逆転のポーズを練習して、世界を文字通り違う視点から見てみる。
いつもやってることを違う方法でやってみる。お料理で実験してみると良いでしょう。たとえばいつもスプーンを使っているのであれば手で食べてみたり、いつもの食材に違うアレンジをしてみても良いでしょう。(ココナッツ ラブ ローフのレシピを参考にしてみてください)
内側に意識を向け瞑想する。あなたの腕から手のひらを流れるクリエイティブなチャンネルの流れをブロックしているすべてのものを解放することを意識しましょう。直観エネルギープラクティス誘導瞑想無料ダウンロードはこちらから。
自分を笑い飛ばしてあげる。
クリエイティビティとヴァータドーシャ
創造性は、ヴァータのバランスが取れている時に自然に発揮されるものです。軽くて流動的なヴァータの質があなたを神聖な存在と創造エネルギーと結びつけてくれます。
ヴァータの「風」が自由に流れる空間を作ってヴァータを味方につけましょう。ただし、その空間が広がりすぎてしまうと、たくさんのことに手をつけるわりに、完成せず、躊躇半端になっていまいます。ここでディナチャリア、すなわち日常の習慣が大事になってきます。ヴァータが規則正しい習慣によってグランディングしているとき、創造的なエネルギーが発揮されます。乱れたヴァータは、日常的な習慣を嫌いますが、ディナチャリアが確立すると、ヴァータがまもなく落ち着いて、1日の流れが安定するでしょう。
創造は、人間に与えられた最も素晴らしいギフトのうちのひとつです。クリエイティブなパワーをを発揮するとき、私たちはプルシャを日常生活に招き入れることができ、本当の自分とつながることができます。これがアーユルヴェーダとヨガのフォーカスであり、人生のあらゆる面がスムーズに流れるための鍵です。