マイラについて - About Myra
アーユルヴェーダ・プラクティショナー（AP）とアーユルヴェーダ・ヨガセラピスト（AYT）であり、全米アーユルヴェーダ医学協会（NAMA）とヨガ・アライアンス（ERYT 500）のプロフェッショナル会員であるマスター・ヨギーニのマイラ は、30年の実践を経て、10万時間以上のヨガ指導経験を積んでいます。
著書には、『 もっと自由に アーユルヴェーダ流食べ方と暮らし方 』、『アーユルヴェーダの簡単お料理レシピ（只今、電子書籍作成準備中）』、『 Dine with Myra〜7日間のシンプルでバランスの取れた食事〜 』、『 Simple Ayurvedic Recipes II（英語版のみ） 』があり、アーユルヴェーダの食事に関する書籍は高い評価を得ています。 また、ホリスティック・ヒーリングをテーマにした2つのポッドキャスト『 Everydayアーユルヴェーダ＆ヨガ 〜ハレプレ 』と『 スパーク あなたの直観を目覚めさせる 』 のホストを務めています。
体質：ヴァータ・ピッタ
好きなアーサナ：ウルドゥヴァ・ダヌラーサナ（上向きの弓のポーズ）背骨の前側が開くことでエネルギーが生まれ、人生に開放的になることができます。逆転のポーズは、物事を別の視点から見ることで執着を減らすことができるので、私は逆転のポーズも好きです。
拠点：インドネシア・バリ島
直観的で鋭敏、そして勇敢なマスター・ティーチャーでありスピリチュアルガイドでもあるマイラ・リューインは、才能あるヒーラーであり、「存在」と「なること」の無限の可能性を探求しています。マイラは類まれな誠実さを体現しています。彼女は、自分の心の導きと、自分が教えている原則に従って生きています。マイラは何よりも、シンプルであること、つまり、あらゆることが可能である「今この瞬間」の安らぎを大切にしています。
マイラは、人生とは創造と破壊、存在と成就の継続的なプロセスであることを愛しています。彼女は、変容の可能性が実に無限であることを見抜いているのです。
マイラの人生の歩みをたどると、心の呼びかけに従ったときに手の届くところにある、すばらしい様々な体験が見えてきます。 マイラは、練習を重ねたクラシックピアニストからアマチュアの自動車整備士へ転身、企業の財務担当者でありながら死体を解剖することもできる。また、オーガニックの畑を耕す錬金術師、ヨギーニでもあります。
しかし、彼女の最高の使命は、ヒーラーとしての仕事と指導者としての仕事です。
マイラの言葉を借りれば、「教えることは人生の初めから私の中にあった」のです。10代の頃、彼女は特別支援を必要とする子どもたちに水泳を教えていました。その経験が、人の成長をサポートするという天職を彼女の中に呼び覚ましたのです。
しかし、心とは別の方向に進むこともあります。マイラは教えることへの情熱を捨て、企業の幹部としてのキャリアを追求しました。彼女はビジネスの世界で成功を収めましたが、その一方で健康を害しました。マイラは30歳のときに関節リウマチと診断され、医師からは不治の病と言われました。
マイラはこの診断を運命として受け入れるのではなく、自分の健康を取り戻すことを決意しました。彼女はヨガに出会い、自分の不調の根本的な原因である、怒り、過労、魂とのつながりの欠如を明らかにしました。呼吸を整え、マントラの魔法を使い、アーサナの流れに心を開くことで、マイラは関節炎の症状が徐々に緩和され、やがて消えていくのを目の当たりにしました。
自分の健康状態の変化に触発されて、1994年にフルタイムでヨガを教え始めました。Betty Eiler ベティ・アイラー、Richard Freeman リチャード・フリーマン、Sandra Kozak サンドラ・コザックといった上級プラクティショナーのもとで、マイラは学びを深めていきました。
ある日、マイラはパタンジャリの経典について学びたいと、インドのマイソールにある Pattabhi Jois パタビ・ジョイスの玄関先へ訪れました。ジョイスはマイラを生徒として受け入れました。この経験から、彼女は古典的な生徒と師の関係を理解するようになり、それには時間をかけて継続的に取り組むことが必要であることを理解します。また、彼女は呼吸法を学び、未知のものへの恐れを克服するために、いつ、どのように動けばよいかを呼吸が教えてくれるようになりました。
そして、アーユルヴェーダへの扉が開きました。マイラは「ギー」に出会ったのです。ジョイスのもとで学んでいたとき、マイラは関節のこわばりを訴えました。学生仲間がギーを食事に取り入れることを提案しました。ギーを摂り入れるという単純な行動がすぐに大きな効果をもたらしました。ギーがもたらす体内の潤滑と消化器系のサポートにより、マイラはついに自分の体が本来の柔軟性とバランスのとれた状態になるのを感じたのです。
マイラは、アーユルヴェーダにおいて素晴らしいシンプルさを発見しました。このエレガントで古代的な科学は、自分自身の本質を理解するために自然の繊細さに目を向けるよう求めています。癒しの責任は、自身の手にしっかりと委ねられているのです。アーユルヴェーダとヨガは、心、体、精神を癒すために連動するように設計された科学であり、マイラは、その補完的な性質を十分に理解するようになったのです。
マイラは、David Frawley デビッド・フローリー、Robert Svoboda ロバート・スヴォボダ、Maya Tiwari マヤ・ティワリ、 Sarasvati Buhrman サラスヴァティ・ブールマン、Vasant Lad ヴァサント・ラッドなど、西洋で最も著名なアーユルヴェーダの実践者たちに師事しました。また、インドのNagpur ナグプールにあるVinayak Panchakarma ChikitsalayaのSunil Joshi スニル・ジョシのもとで、アーユルヴェーダの上級臨床研究を修了しました。
アーユルヴェーダとヨガは、マイラの人生の基盤となりました。1999年、マイラは、Hale Puleアーユルヴェーダ＆ヨガを設立しました。これは、自宅をベースにしたホリスティックな教育と癒しのセンターで、人々は本来の自分自身と自然の力につながるために集まりました。20年以上に渡って、マイラとHale Puleのチームは、アーユルヴェーダとヨガの実践を通して何千人もの人々を、よりバランスのとれた豊かな人生を送れるように導いてきました。
Hale Puleでは現在、マイラによる様々なオンライン・ヒーリングと学習の機会を日本語で提供しています。日本語のページをご覧ください。